後悔

2005年6月7日 エッセイ
大切なものって、人でも、物でも、なんでもそうなんだけど、なくした直後・瞬間に、“あっ!!”って我に返って後悔する。しかも、気づいたその時はそのほとんどが取り返しのつかない状況で、悔やんでも悔やみきれないことばっかりだったりする。
受験も一緒で、結局、一年間どれだけ勉強してきたかってことよりも、その一瞬に力を発揮できたかってことと、発表当日、自分の受験番号を見ることができたかどうかで、後悔か喜びかに分かれる。
何が言いたいかっていうと、今日、自分のこれまでの勉強の仕方、何かに接するときの接し方に大きな誤解があることに気づいてしまった。私には完ぺき主義のところがあって、勉強に関してはそれが顕著に現れて、出るかでないかわからない範囲でもすべてを完璧にしないと気が済まなかった。でも、無駄なことをやる=無駄な時間を費やすってことで、トップ合格を課されていない限りそんなことは必要なくて、非能力的なことだって、当たり前のことながら頭の中に舞い降りてきた。その瞬間、情けなくなった。
受験も社会生活もだけど、時には捨てる勇気っていうものも必要で、それが成功につながって、後悔ばかりの人生ではなく、喜びの人生になっていくのかもしれない。出来る人っていうのはそういうところから出来てるんだろうなぁって思った。
もっと前に気づいていれば、浪人生活中もお勤め中ももっと違っていたかもしれない。でも、気がつかずに終わるよりはましだったのかな。。遅いのかもしれないけど。
ただ、人との関係は、捨てる勇気なんて要らないって、私は思った。どれだけ強いふりしてたって、ほんとは人がいないと淋しいことも実感してるから。人を失くしての後悔はしたくない。
今日も日付変更線をまたいでからの更新になっちゃった。
毎日読んでくださっている方々、駄文にお付き合いくださいましてありがとうございますm(__)m

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