本日、東海テレビ(フジテレビ系列)の夕方のニュースで放送されていた、本である。
この本は、悪性腫瘍に罹り、13年という時間を終えた子の闘病記である。闘病記はいろんな人が書いていて、いろんなものがあるが、私にはこの子の境遇と自分の過去が重なり合い、ちょっと気になってここに書いてみた。
去年、まだ大学にいたころ、ある子ども病院の血液腫瘍科にレポートのためにお世話になったことがある。その病棟には私を成長させてくれた子どもたちや親御さんや先生方がたくさんいた。帰りたいのに帰れない子、拘束されている子、遠くから来ているため親御さんが毎日面会に来れない子、骨髄移植を受けるために親御さんに抱きしめてもらえない子、いろんな子がいた。その子たちにとって、家に帰るということは最高のことなのだ。だから、自分自身、毎日自分の課題をこなし、帰ることに私は少し罪悪感や後ろ髪を引かれる思いだった。
子どもの闘病は、見ているだけでも胸が引き裂かれる気持ちになる。しかも、子どもたちは自分の病名や病状をなんとなくでも知っていたし、つらくてもつらい顔を見せずにわざと明るく振舞っていたりすることもあった。2週間だけではあったが私自身もそれを見ていて精神的につらかった。
そんな想いや同時期ということも兼ねあって、この“みぽりんのえくぼ”を紹介されたときはあのときの気持ちが蘇ってきて、いろんな意味で“ガツン”と頭を打たれた感じがした。
この日記でも“自分は今までつらかった”だとか、いろいろ書いてきたけど、その子たちに比べたら自分は頑張ってないと思った。
機会があったら、“みぽりんのえくぼ”を手にしてみようと思う。
この本は、悪性腫瘍に罹り、13年という時間を終えた子の闘病記である。闘病記はいろんな人が書いていて、いろんなものがあるが、私にはこの子の境遇と自分の過去が重なり合い、ちょっと気になってここに書いてみた。
去年、まだ大学にいたころ、ある子ども病院の血液腫瘍科にレポートのためにお世話になったことがある。その病棟には私を成長させてくれた子どもたちや親御さんや先生方がたくさんいた。帰りたいのに帰れない子、拘束されている子、遠くから来ているため親御さんが毎日面会に来れない子、骨髄移植を受けるために親御さんに抱きしめてもらえない子、いろんな子がいた。その子たちにとって、家に帰るということは最高のことなのだ。だから、自分自身、毎日自分の課題をこなし、帰ることに私は少し罪悪感や後ろ髪を引かれる思いだった。
子どもの闘病は、見ているだけでも胸が引き裂かれる気持ちになる。しかも、子どもたちは自分の病名や病状をなんとなくでも知っていたし、つらくてもつらい顔を見せずにわざと明るく振舞っていたりすることもあった。2週間だけではあったが私自身もそれを見ていて精神的につらかった。
そんな想いや同時期ということも兼ねあって、この“みぽりんのえくぼ”を紹介されたときはあのときの気持ちが蘇ってきて、いろんな意味で“ガツン”と頭を打たれた感じがした。
この日記でも“自分は今までつらかった”だとか、いろいろ書いてきたけど、その子たちに比べたら自分は頑張ってないと思った。
機会があったら、“みぽりんのえくぼ”を手にしてみようと思う。
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